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尖閣諸島で中国が強気な理由 [国際]

尖閣諸島の問題で中国は強気です。領土問題というのはどっちもどっちで、私は特に日本の領土だなどと騒ぐ気はありません。井上清さんの論とかもあり、これに対するまともな反論はどこにも見られませんしね。
http://www.mahoroba.ne.jp/~tatsumi/dinoue0.html

ここで言いたいのは、同じ問題のスタンスが一時は中国が日本に擦り寄って共同開発とかの姿勢を大事にしてきたのに今回は強気だと言うことです。これは当然の成り行きで、多分これからどんどんこのようなことになって行くのではないでしょうか?

中国の最近の進歩は目覚ましいものがあり、一つにはもはや日本の技術を無条件でありがたがることが無くなってきたと言うことでしょう。それだけではありません、いざこざを起こせば経済に打撃が出るのですが、その場合の立場が逆転してきたと言うことの表れだと思えます。

かつては先進国日本の経済援助が必要だったのですが、今やGNPで日本を追い越し、そんな必要は毛頭ありません。逆に貿易に関しては日本の中国依存が高まり、アメリカよりも中国がまず第一の相手国になっているのです。中国から見れば日本は多くの国々の1つでしかありません。

問題がこじれて、経済関係に波及すれば困るのは日本です。日本経済が極端な輸出依存でやって来たつけがここにも現れてきたのです。中国は内需中心の経済ですから、貿易が多少滞ってもたいしたことはありません。しかし、日本は対中貿易が少しでも滞れば干上がってしまうのです。

右翼の皆さんがいきり立って騒いでいますがどうにもなりません。喧嘩をすれば中国には頭を下げるしかないのです。これは軍事力云々の話ではありません。軍備なんて実際には使えないのですからあてになりませんが経済はいつでも使える駆け引きの道具です。北朝鮮なんかを経済制裁でいじめて得意がっている場合ではないのです。

さらに重要なことは、これから、この傾向がどんどん進化むということです。日中の技術力の差は、どんどん縮まります。10倍の人口を背景に、中国の経済は日本よりどんどん大きくなって行きます。中国は問題の解決をあせる必要がありません。状況は、どんどん中国に有利になっていきます。

中国を軍事力で押さえつけようなどと言うことは、将来的にはどう考えても無理です。中国に近いという地の理を行かして、このおおきなマーケットをどう取り込むかが、日本の経済にとって最大の関心事になるのは目に見えています。引っ込みがつかないような対立を残すのは、決定的にまずいのです。

10億の人口を持つ中国が日本のそばにあり、強大な経済力を持つのはもうどうにも止めようがないのですが、それに対応して独自の豊かさを保つには本当に知恵がいります。日本はこれからのことを考えてもっと国内経済を大事にしなければなりません。軍事費をいくら使っても、にらみあいが続くだけで何の解決もありえません。毎年の膨大な出費が未来永劫に続くだけです。軍事費を切り詰めて、国内需要のもとになる賃金水準・社会福祉水準の向上に努めていくしかないのです。それなのに、消費税の増税などとさわいでいるようではまるでダメですね。
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