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二転三転-----稲田朋美の資質について [政治]

森友学園疑惑で、稲田防衛大臣の言うことが二転三転して問題になっている。「森友の弁護などしたこともない」と言った翌日に、裁判所に出廷した記録を突き付けられて弁護を認めた。「10年このかたあったことがない」と言ったが、籠池を表彰して表彰状を手渡していた。

これが全部、記憶の間違いであって、ウソをついたわけではないと弁明する。世の中のウソつきと言われる人は皆、自分ではウソと思っていない。籠池氏も3つの金額が異なる契約書を「全部正しい」と主張している。7億8千万以内で作らないといけないと言う思いを表したものだから正しいなどと、常人には理解できない論理だ。

稲田氏も多分にその傾向がある。自分の願望と事実の区別がつかないのだ。人間の資質などと言うことをとやかく言うのは好きではないのだが、稲田朋美は行政の責任者としての資質に欠けると言わざるを得ない。

稲田氏が右翼論客として登場して自民党議員になったきっかけは「百人斬り裁判」だ。捕虜や無抵抗の中国人を多数日本刀で切り殺して戦犯に問われた事件を捏造として争った。当時の記録を調べれば、事実は歴然としているのだが、「正義の皇軍がそんなことをするはずがない」「新聞記事の捏造に違いない」という思いで突っ走った。当然、裁判では敗訴だ。

ノーベル賞作家大江健三郎の作品にある沖縄での住民に対する自決強要事件についても、同じように思い込みで捏造だと言い立てた。これも、当然のごとく敗訴である。論理ではなく都合の良い思い込みで動く。結果的にウソつきになる。

南スーダンを視察して、治安は保たれており自衛隊の派遣に危険はないと報告したが、わずか3か月後に撤退となった。和平が保たれておれば「援助」だが、内戦ならどちらに味方しても「介入」になる。重要な判断だが「派遣したい」という思いが先行して事実が見えなかったことの表れだ。

政治資金の面でも、正直ではない。大量の白紙領収書を使っていたことが報道されたが、平気で居直った。都合だけを考え、真実とか正直と言う事の大切さが全く念頭にない人物なのである。

稲田も籠池も教育勅語の信奉者らしい。教育勅語は12もの徳目を羅列しているのだが、「嘘をつくな」とは書いてない。その意味で勅語に忠実なのではあるだろう。人間として大切な「命を尊ぶ」とか「正義を貫け」といったことも抜け落ちた欠陥文書を信奉している人に、行政の責任者である大臣を任せておくわけには行かないだろう。
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