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枡添は辞任するだろうか [政治と金]

枡添要一がまだ都知事の地位に固執して、四面楚歌の中で粘っており、脅威の鉄面皮を発揮している。だが、最終的には辞任することになるだろう。

枡添問題が長引いているのは、都議会自民党の動きが鈍かったからだ。猪瀬の時は、自民党が早々と辞任論に回った。オリンピックの開催が決まり、独自に動く猪瀬では利権配分に支障が出るからである。猪瀬に替わってオリンピック利権の配分を担って登場したのが枡添だから、ここで枡添を辞めさせれば、また利権の配分が振り出しに戻ってしまう。前々回、わずかな票しか取れなかった枡添をが当選したのはもちろん自民党の力だ。

できればこのまま、騒ぎが沈静化するのを待ちたかっただろう。枡添の金銭スキャンダルは今に始まったことではない。当ブログでも、知事選当時から「枡添要一のセコさ」と言う記事を書いているように、金に対する汚さは知事選に出る前から知られていたことである。自民党筋は金銭スキャンダルを了解済みで都知事候補にしたのである。

当ブログが予想したように、都知事になって枡添はスキャンダルをエスカレートさせた。それが、誰にもまったくわかりやすい形で現れてしまった。甘利と同じく、疑惑をすぐに弁解せず、日を置いて「第三者の調査」などという形にすることで、沈静化を狙った。しかし、このスキャンダルは「不法ではない」といった沈静化には、あまりにもわかりやす過ぎた。

大物政治家に対しては、細かいことには目を瞑れという擁護論が出てくる。甘利の時も「はめられた」などという風説を流すナトウヨがいた。しかし、家族の宿泊代とか焼肉屋の支払いとか、みみっちいセコさが目だって小物ぶりが目立ってしまった。豪華ホテルや別荘への公用車もわかりやすい。不適切すぎて、もはや知事に留まることも「適切でない」と判断されるようになった。

枡添に世論の支持は全くない。自民党は困惑しているだろう。参院選を控え、ごり押しで枡添擁護をやったのでは、国政選挙に響いてしまう。共産党が不信任案を提出するが、これを自民・公明の絶対多数で葬れば、当然世論の反発は大きい。あまり利権の恩恵にあずかれなかった維新などはさっさと辞任論を表明したし、すでに公明党の一部は、自公同盟を裏切り、世論におもねる動きを見せている。自民党内部にも動揺が広がることだろう。

収拾策は唯一つ。参院選の直前に辞任を発表し、実際の辞任は参院選後にするということだ。当面、XX日に結論を出すなどと発表して、早急な不信任の議論を避ける。これで参院選への影響は最小限にとどめられる。目下、枡添との間で辞任の取引条件を巡って、水面下のやりとりが行われていることだろう。枡添は猪瀬のような素人ではない。金に汚く、要求もなかなか手強いのだ。

事の本質は枡添の個人的な資質ではない。石原も豪華ホテルで外国漫遊をやっていたし、ありとあらゆる無駄使いをやった。どこでも資金不足な今日にあって、唯一金余りなのが東京都だ。一人当たりで、大阪の5倍の税収がありながら、普通の都市程度の福祉行政しかやっていない。東京都庁そのものが利権の巣窟であり、当然、石原や枡添のような輩が群がるのである。それを許してしまっているのだから、「東京都民はアホの集まり」と言われても仕方ない。
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