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起業のコツ:なぜラーメンは高いのか [起業]

ラーメンの値段は絶対に高い。なぜかと言えば40年前を思い出して見ればわかる。寿司を食いに行けば最低300円は払った時代にラーメンは50円だった。ラーメンは庶民の食べ物で寿司の半額が常識だった。ところが今や、ラーメン800円が横行し、一方回転寿司は一皿100円からさらにじわじわ下がりつつある。

ラーメンが高くなったのではなく寿司が安くなったのだが、問題は何故ラーメンが同じように安くならないのかと言うことになる。大通にはラーメン店があちこちにあり乱立状態であるにも関わらず値段は一向に下がらないのだ。

これはラーメン業界が価格競争に巻き込まれていないからだ。寿司の「マグロ一皿」といえば、もちろんネタの良し悪しも大切なのだが、ある一定のレベル例えば回転寿司で比較した場合、値段が大きな選択基準になる。100円と95円のネタの違いを明瞭にするのは難しいし、日によって店によって違いもある。

ところが、ラーメンの場合、とんこつあり、醤油有り、塩有り、太麺、細麺、葱、卵、チャーシュウその他バリエーションが多彩にある。だから、値段の比較が非常に難しい。これが、ラーメンの価格競争が妨げられている理由だ。失敗の店も多いだろうが、厳しい競争は味の競争となる。競争は厳しくとも、勝てば利益が保証されている。だから、ラーメン店の出店が多い。

値段が比較しやすいものは価格競争に追い込まれる。ガソリンが良い見本で、顧客は1円に目の色を変える。航空券も値段で競争になったあげく、ニューヨーク往復3万円などというどう考えても赤字と思える値段まで出現している。携帯電話の料金体系がやたら複雑になっているのは業界の知恵で巧妙に価格競争を避けているのである。

起業する場合、このことは大変重要なことになる。「価格競争に勝てる」と考えた起業は失敗する。需要と供給のバランスから言えば、価格は利益ゼロで落ち着く。勝ったところで利益は薄く、共倒れの場合も多いからだ。「価格競争は避けられる」という確信がなければ起業は見合わせた方がいい。
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