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謎だらけの拉致問題 [北朝鮮]

クリントン元大統領が北朝鮮に行って、抑留されていた記者二人を救い出した。なかなか見事な外交だと思う。大物の元大統領を派遣することで北朝鮮にうまく落としどころを与えて恩赦という形で連れ戻したのだ。ひるがえって、日本の対応を見てみると、まったく下手糞な外交に終始している。

そもそも何故何十年もたってから問題を持ち出すのだ。事件が起こってすぐに対応しておれば、簡単な解決もあったのにだ。拉致問題を歴史的にたどってみれば多くの謎に行き当たる。

この問題を最初に国会で取り上げたのは公明党の和泉照雄議員だが、このときは「失踪事件」としか言っていない。マスコミにもお願いし市民からの情報提供を呼びかけるべきだといった見当外れな質問だ。答える方は、遺留品が日本製でないことを認めながら、質問者に調子を合わせた「おとぼけ」を演じている。もちろん公安当局はこれが北朝鮮による拉致であることをはっきりと知っていた。

拉致問題として最初に国会質問したのは共産党の橋本敦議員になる。遺留品の出所を追及し、公安が追いかけた人物名を追及し、北朝鮮による拉致であることを日本政府が認めた。この議事録を読むと、前述したように、公安が最初からこれが北朝鮮による拉致であることを知っていたことがわかる。手錠やゴム製の猿轡が北朝鮮のものであることはすぐわかるし、金吉旭などという工作員の名前も把握して尾行までしているからだ。

なぜ日本政府は北朝鮮による拉致を隠し続けたのか、これがそもそもの謎だ。次に謎なのは拉致の目的だ。北朝鮮には日本語が達者な日本生れの朝鮮人がいくらでもいる。朝鮮総連という在日朝鮮人の大きな組織もあるのだから日本の情報はもちろんいくらでも手に入る。日本人を拉致する目的はやはり謎につつまれたままだ。3つ目の謎は解決の見通しだ。日本政府はどこに拉致問題の解決を求めているのか、落しどころがまった見えない。だから6カ国協議の他のメンバーも協力のしようがなく日本が一人浮いてしまう。

拉致問題にはこれだけの謎があり、これを解明しないことには理解できない。
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